どこか軽く考えてるような旦那に苛立ちと不安を覚えます
Q: 妊活中の34歳子なし主婦です。
結婚して3年目。未だに子供を授かれません。自分の中でもうすぐ30代後半になるという焦りがあり、生理が来るたび落ち込んでいます。
旦那は40代になっても出産する人いるし大丈夫だよと言ってくれます。
焦るのは良くないと分かってますが、どこか軽く考えてるような旦那に苛立ちと不安を覚えます。
私たちの子供がほしいという気持ちが一番。あと、両親に初孫の顔を見せたいという気持ちも強くあります。
旦那の両親にはすでにたくさん孫がいるので(義実家に行くと義姉の子どもたちの話ばかり…)、そういう気持ちも分かってくれないのかなとイラついてしまったり。
旦那に問題がありと診断され、禁煙を勧められているのに、少しでも改善しようという姿勢も見られません。
妊活するにあたって、夫婦で気持ちや足並みを揃えることは難しいんでしょうか?
そういうものです
A: 残念ながら、難しいと思います。
女性の身体のことや出産リスクを理解していない、というのはもちろんですが、そもそも「子供を授かる」ことに対してのモチベーションが同じではありません。
以前、当院に通われていた方が採卵を終え、自分の卵子を見せてもらったときに、すごく愛おしく感じた、と言われたことがありましたが、男性の場合は自分の精子を見て愛おしく思う人などいません。初潮から閉経までで自然では一生に400個程度しか造られない卵子と精通が始まる頃から毎日2000万個から5000万個ほど造られる精子との違いです。
女性は赤ちゃんがお腹に宿った瞬間に母親になる女性に対し、自分も経験しているのでよくわかりますが、男性は産まれてきた赤ちゃんの顔を見て、「自分も父親になったんだなぁ」と思って、なんとなく変わっていきます。
気持ちや足並みを 揃えることが嫌とかいうわけではありません。
夫が飲酒も喫煙もやめてくれず、タイミングも増やしてくれない!
という話もよく伺いますが、決して、悪気があるわけではありません。男性はそういう生き物だということです。
子どもが欲しかったからご主人と結婚したわけではないと思うので、焦らずに気を楽にしたら、すぐに赤ちゃんがやって来るかもしれませんよ。