「人工授精や体外授精をした翌日以降も自転車は乗らない方がいいですか?」という質問をいただきました。
その方の話によると、
🚲 なぜ自転車がよくないのか?
骨盤への振動や圧迫がある
→ サドルに座ることで、骨盤内の子宮や卵巣が振動や圧迫を受けます。これは着床の妨げになる可能性があります。転倒のリスクがある
→ 自転車に乗っているときにバランスを崩したり、事故などで転んでしまうと、大きなストレスや衝撃が体にかかります。血流が悪くなる可能性
→ サドルに長時間座る姿勢は、骨盤内の血流を圧迫することがあります。着床にとって血流はとても大切なので、これは避けたいところです。
とのこと。
🌱 中村和仁のアドバイス
結論から言いましょう。
🌱 人間の身体は、そんなにヤワじゃない
「自転車に乗る程度」で妊娠が妨げられるなら、世の中の多くの女性は自然妊娠なんてできなくなります。
例えば、通勤や通学で毎日自転車を使っている方、保育士さん、看護師さん、引っ越し業者さんなど、身体を使うお仕事の女性たち――みなさん、ちゃんと妊娠されています。
たしかに、柔道やラグビーのようにお腹に直接強い衝撃がある運動は避けるべきです。でも、自転車に乗る程度のことであれば、まったく問題ありません。
💬 中村和仁のひとこと
私たちが大切にしたいのは、「必要以上に心配しすぎない」ことです。
妊娠の鍵を握るのは、“身体の健康”と“心の余裕”です。
不要な制限をかけすぎて、逆にストレスを溜めてしまう方がよほど妨げになります。
まとめ:安心して、自然体で過ごしましょう
人工授精や体外受精のあと、自転車に乗っても大丈夫です。
不安を抱えすぎず、自然体で、心穏やかに過ごす。
それが赤ちゃんを迎えるための、何よりの準備になります。
あなたの妊活が、笑顔と希望に満ちたものでありますように。
――中村和仁(加賀整骨院院長・妊活アドバイザー)