妊娠できないことはありません。
卵胞周期は妊娠の可能性に影響を与える重要な要素の一つですが、早いか遅いかだけでなく、安定して周期的な排卵が行われることが重要です。女性の周期は通常28日前後で、その中で排卵が起こりますが、個人差があり、短い周期も長い周期もあります。
早すぎる排卵や遅すぎる排卵が妊娠に影響を与えるかどうかは、その原因や具体的な状況によるので、一概には言えません。
大切なのは排卵した時に卵胞がちゃんと成熟できているかどうかということなので、早くても遅くても、ちゃんとホルモンが届いて成熟した卵胞ならば問題ありません。
脳から出るFSH(卵胞刺激ホルモン)ですね。
FSH がちゃんと流れていれば、LH(黄体形成ホルモン)も一緒に満ちていると思うので生理周期も28日前後で安定していると思われます。ということは、FSHがちゃんと流れていないために、グレードの低い卵子が出来る可能性が高まります。
不妊専門クリニックなどに通っていて、血液検査を受けると、血中内にFSHの値が高いために、お尻などに注射される事があると思いますが、それは卵巣内にFSHが届いていないために、外から薬で補充しているわけです。それがしばしば続くと、副作用として、自分の身体がFSHを造らなくなっていきます。当然、卵子の質も悪くなっていきます。
どうすれば良いのか、というと、注射や飲み薬を止めて、本来持っていた妊娠できる力を回復させて、血流を良くして卵巣にFSHとLHをちゃんと届けることです。
いつも言っているように、当院で施しているようなマッサージなら血流を良くなることが期待できるので、注射も薬も要らなくなりますよ。