運動率が悪いのはなぜでしょうか?

妊活に対する疑問
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奥さんの抗体検査も、旦那さんの精子検査も全く問題がないにも関わらず、フーナーテスト(Huhner Test)だと、結果が悪く出てしまう事も少なくありません。

この検査は、子宮頸管粘液と精子の相互作用を評価するための検査であり、妊娠の可能性を判断する際に行われることがしばしばあります。このテストで運動率が悪い場合、いくつかの理由が考えられますが、具体的な原因は医師との相談が必要となります。

① 精子の形態異常: 精子の形態が正常でない場合、運動が妨げられる可能性があります。形態異常は、頭部や尾部などの部分が正常でない場合を指します。

② 精液中の炎症: 精液中に炎症がある場合、これが精子の運動性に悪影響を与える可能性があります。

③ 酸化ストレス: 精子は酸化に対して敏感であり、酸化ストレスが高まると精子の運動性が低下することがあります。

④ 精子の成熟不全: 精子が正常に成熟していない場合、運動性が低下する可能性があります。

⑤ 環境要因: 体温やその他の環境要因が運動性に影響を与えることがあります。

⑥ ストレスやライフスタイルの影響: ストレス、喫煙、過度の飲酒などが精子の運動性に悪影響を与えることがあります。

これらの要因は個々の場合によって異なります。

とは言っても、多くの場合、さして気にする必要はありません。当院に来院されてたゲストにも、「フーナーテストの結果が悪かった」と心配されてた方々がいましたが、その多くの方々が普通に妊娠されていますので。

旦那さんが、飲酒、喫煙をやめ、ちゃんとした食事を取り、適度に運動して、充分に睡眠を取り、ストレスを減らし、禁欲をしない、事で、驚くほど改善されると思います。

 

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