血流は妊娠に直結する!!
と、その理由についても、いつも書いているにも関わらず、問い合わせが少なくありません。
説明の仕方がわからないのでしょうか?文が下手なせいでしょう。
なので、今回もまた説明します。
良い受精卵を作るためにも子宮内膜を厚くするためにも、血液や熱エネルギーが必要不可欠です。
心臓から下大動脈によって骨盤内に血液が運ばれ、そこから枝分かれした卵巣動脈によって、FSH(卵巣刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)が卵巣に運ばれて、血液成分や熱エネルギーを使って、質の良い卵子を造ります。赤ちゃんのためのベッドである子宮内膜は血液の壁です。
つまり、血流が悪ければ、骨盤内に充分にホルモンが届く事がなく、血管内に残っています。
病院で血液検査をした際に、「FSHやLHの値が高い」という方も少なくありませんが、これは、脳から排出されたホルモンが、血流が悪くて、血管内に残っているという事です。
鍼や灸などによってツボを刺激するとホルモンが血液の中にされますが、鍼や灸では血流は改善できません。こういう方にはマッサージが効果的です。
「寒い時に手を擦り合わせるとあったかくなる」というのを経験された事のある人も少なくないと思われますが、それがマッサージの効果です。自律神経を整えて、血のめぐりが悪くなったのを回復させています。
ただ、どんなマッサージでも効果が出せるわけではなく、掌で筋腹を把握し、手の母指で「の」の字を書くような、マッサージの基本が出来ることが最低条件だと思われます。ただ、なでているようなものだと、痛みの元が筋肉に残ったままなので、痛くはありませんが、効果がありません。自然治癒力を高めることが出来ませんから。
新鮮な血液が勢いよく身体中を巡れば、それだけで冷えも解消されます。
食事制限も厚着も要りません。
後は、精子と卵子が巡り合うのを待つだけですから。