高温期13日目で36.65℃に低下…夜中の測定は正しい?妊娠してるかどうか判断するには
【導入】妊活中の「たった0.3℃の差」に一喜一憂してしまうあなたへ
妊活中の毎日は、小さな体調の変化や数字に心を揺さぶられる連続かもしれません。とくに、高温期13日目という大切なタイミングで、基礎体温が下がっていたら──「あぁ、リセットのサインかも…」と不安になるのも無理はありませんよね。
今回ご相談くださった方も、2時に目覚めて計測したところ体温が36.65℃と低く出てしまった。しかし、4時半に再び測ったら36.91℃に回復していた。果たして、どちらが正しいのでしょうか?
この記事では、夜中の測定が信頼できるかどうか、体温の低下が本当にリセットの兆候なのか、それとも希望を捨てるにはまだ早いのかを、丁寧に紐解いていきます。
- 高温期13日目の体温低下が妊娠の可能性を否定するものではない理由
- 夜中の基礎体温測定が正確でない可能性と正しい測定のポイント
- 微熱や火照りが妊娠初期症状の可能性として考えられる根拠
1. 高温期13日目で体温が下がったらリセットの兆候?
高温期13日目は、多くの女性にとって「妊娠しているか、していないか」の答えが近づく大事な時期。通常、生理前には黄体ホルモン(プロゲステロン)が減少し、基礎体温が下がることでリセットの兆候が現れます。
しかし、すべての体温低下が「リセットの合図」とは限りません。妊娠初期に一時的に体温が下がる「インプランテーションディップ(着床時の一時的な体温低下)」という現象もあります。これは着床のタイミングで起きやすく、高温期7〜10日目に起こることが多いとされていますが、個人差は大きく、高温期13日目に起きても不思議ではありません。
つまり、「高温期13日目に体温が下がった=絶対に生理が来る」というわけではないのです。
2. 夜中に測った基礎体温は正しい?測定時間の重要性とは
基礎体温を正しく測るには、以下の条件が大切です:
- 最低でも4時間以上の連続睡眠をとったあと
- 朝起きてすぐ、布団の中で動かずに計測する
- できるだけ毎日同じ時間に測る
今回のように、2時に目が覚めて測った体温(36.65℃)と、4時半の二度寝後に測った体温(36.91℃)が異なる場合、「どちらが正しいか」と言えば、条件的には「どちらも正しくない」可能性があります。
ただし、4時間以上寝た状態であれば、深夜2時の測定も参考にはなりますが、ホルモンの分泌リズムや体内時計を考えると、本来の起床時間に近い4時半の体温の方が、より自然な体温である可能性も。
基礎体温は「点」ではなく「グラフ」で見ることが大切です。一時的な変動ではなく、全体の流れを読み取ってくださいね。
3. 微熱・だるさ・顔の火照り…それは妊娠初期症状かもしれない
「夕方になると顔が火照る」「なんとなくだるい」「微熱っぽい気がする」──これらの症状、妊娠を望む女性にとっては特別なサインに感じられるものですね。
これらの体調の変化は、黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きによるものです。プロゲステロンは排卵後から高温期にかけて分泌が盛んになり、体温を高く保ったり、子宮内膜をふかふかに整えたりする役割を担っています。そしてこのホルモンの影響で、体がぽかぽかしたり、眠気を感じたりするのです。
妊娠していない場合でもプロゲステロンは一時的に増えるため、生理前にも似たような症状が出ますが、妊娠している場合は、この症状が「続く」ことが大きな違いです。
「今回はいつもより火照りが強い気がする」「生理前よりだるさが長い」そんな変化を感じているなら、それは新しい命からの小さなサインかもしれません。焦らず、でも希望を捨てずに、身体の声を聴いてあげてくださいね。
4. 妊活中の体温変動と向き合う心の整え方
妊活中の毎日は、まるで感情のジェットコースター。高温期に体温が下がれば落ち込み、ちょっとした変化に期待しては不安になり…。そんな日々を送っている方も多いことでしょう。
今回ご相談いただいたように、「体温が下がった…望みは薄いかも…」とすぐに結論を出してしまう気持ち、私にもよくわかります。でも、どうかひとつ知っていてほしいのです。
妊娠は「奇跡」の連続。 体温が一度下がったからといって、それが全てを決めるわけではありません。実際に、着床しているのに一時的に体温が下がった方、体温グラフがガタガタでも無事妊娠した方はたくさんいます。
自分を責めないでください。そして、ひとつの数字にすべてを委ねないでください。妊活は、身体だけでなく心のケアも大切な旅です。大丈夫、あなたはちゃんと前に進んでいますよ。
【まとめ】0.3℃の変化に左右されすぎず、自分自身を大切に
高温期13日目、夜中に目覚めて測った体温が下がっていた…そんなとき、心はざわざわしてしまいますよね。でも、体温はあくまで一つのサイン。判断材料のひとつにすぎません。
特に、測定時間や睡眠時間、ホルモンのタイミングによって、体温は簡単に上下します。それを「すべて」として捉えてしまうと、自分を追い詰めてしまいます。
今回のように、二度寝後には体温が上がっていたり、体がだるかったり火照ったりするなら、むしろ希望の火はまだ消えていません。
妊娠している可能性も、ちゃんと残っています。
どうか、自分自身の身体と心を信じて。今日もまた、あなたが未来の赤ちゃんを迎える一歩を進んだこと、忘れないでくださいね。
- 高温期13日目の体温低下でも妊娠の可能性は残る
- 夜中の体温は必ずしも正確とは限らない
- 測定時間と睡眠時間が体温に影響する
- 一時的な体温低下=リセットとは限らない
- 微熱や火照りは妊娠初期症状の可能性も
- 基礎体温は点ではなくグラフで見る
- 妊活中は心と身体のケアも大切に

