「低温期が21日も続くなんて、私の身体は大丈夫なのかな…?」そんな不安を抱えながら、それでも勇気を出して妊活を続けておられるあなたへ。
妊活の道は、ときに孤独で、答えが見えにくいものです。ですが、その一歩一歩は、必ず未来の赤ちゃんへとつながっています。
平均38日周期、低温期が長い、排卵が遅い——。それらは「あなたの卵巣が頑張っている途中」だというサインであり、決して“妊娠できない身体”という意味ではありません。
そして、多くの場合、身体の状態を丁寧に整えていくことで、卵胞はすっと育ち始め、排卵も自然とスムーズになっていきます。
この記事では、「低温期が長い・排卵が遅い理由」 「卵胞が育ちにくい原因」 「FSH・LHが届かないという現象」 「内臓型冷え性と血流の問題」 そして 「子宝ケアで何が改善できるのか」 を、心を込めて解説していきます。
どうか、読み終える頃には、「私でもまだ間に合うんだ」「身体は変われるんだ」と、そっと胸が温かくなるように——そう願っています。
- 低温期が長い(21日以上)・排卵が遅れる理由と卵胞が育ちにくい仕組み
- FSH・LHが卵巣に届きにくくなる原因と冷え性(内臓型冷え)との関係
- 生理周期38日の女性に多い特徴と改善できるポイント
- 病院のタイミング法や排卵誘発剤だけでは改善しにくい理由
- 卵胞の育ちを助ける「子宝ケア」で身体がどう変わっていくのか
- 排卵が自然に整い、妊娠しやすい身体へ導くための具体的なアプローチ
低温期が長い(21日以上)・排卵が遅いのは卵胞が育たないサイン?
● 一般的な低温期と排卵の仕組み
通常、低温期(卵胞期)はおよそ14日前後。もちろん個人差がありますが、21日を超える場合、「卵胞の育ちがゆっくり」である可能性が高まります。
低温期は、次第に卵胞が育ち、ある一定の大きさ(18〜22mm)に達すると、脳が「そろそろ排卵してもいいよ」と判断し、LHサージを起こして排卵を促します。
つまり、排卵が遅れるということは、卵胞が育つスピードがゆっくりである ということなのです。
● 卵胞が育たないと排卵は遅れる理由
卵胞は、脳から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)によって成長します。
ところが、卵巣が冷えている、血流が悪い、ホルモンがしっかり届かないなどの状態があると、FSHが作用しにくく、卵胞の発育がゆっくりになります。
その結果、
- 低温期が長引く
- 排卵が遅れる
- 周期が伸びて38日以上になる
という現象が起こってくるのです。
● 38日周期の女性に多い特徴とは?
周期が長いこと自体は悪いわけではありません。しかし、周期が常に長めの方は、
- 卵胞の育ちがゆっくり
- 低温期が長め
- 卵巣の血流が弱い傾向がある
- 内臓が冷えている(内臓型冷え性)
といった特徴を持つことが多く、そのまま放っておくと排卵がますます遅れがちになります。
ですが、これは裏を返せば、改善すべきポイントが分かりやすいということでもあり、適切にケアすると卵胞の育ちが一気に変わるタイプでもあります。
卵胞が育たない原因①:FSH・LHが卵巣に届きにくい
● ホルモンは血流によって運ばれます
FSHもLHも、脳(下垂体)から分泌され、血液に乗って卵巣へ運ばれます。つまり、血流がスムーズでないと、いくらホルモンが出ていても 「卵巣までしっかり届かない」 という現象が起こり得るのです。
これは、妊活をされている女性にとても多いお悩みで、当院でも「ホルモンは正常と言われたけれど排卵が遅い」という方が少なくありません。
検査数値が正常でも、身体の中での“届き方”には個人差がある—— これは医療機関ではなかなか説明されない部分です。
● FSH・LH不足や反応性低下が排卵遅延を起こす仕組み
卵胞が育ちにくい理由は、「ホルモンが足りない」だけではありません。
むしろ多くの場合、
- 卵巣が冷えて反応性が悪くなっている
- 血行不良でFSHが作用する前に力が弱まってしまう
- 卵巣そのものが疲れていて、成長スピードが落ちている
という“環境の問題”が中心です。
この環境が整い始めると、今までゆっくりだった卵胞が突然ぐんと育ち始め、「あれ?今月は排卵が早い!」という変化が起こる女性を、私は何度も見てきました。
● 子宮・卵巣が冷えているとホルモンが作用しにくい理由
冷えている臓器は、血管が細くなり、血流が悪くなります。卵巣が冷えていると、FSHが届きにくいだけでなく、ホルモンに対する卵胞の反応そのものが鈍くなります。
温かいお腹は弾力があり、触れると柔らかいものです。逆に、施術でお腹に触れたとき、「硬い」「冷たい」「圧が痛い」という方は、排卵が遅れやすい傾向が強いのです。
でも、安心してください。この“冷えた卵巣”は、適切なケアをすれば確実に改善が見られます。冷えは運命ではありません。
卵胞が育たない原因②:冷え性と「骨盤の中身」の血流不足
● 外側のゆがみより“内側(骨盤内)の環境”が重要
妊活では「骨盤のゆがみ」という言葉がよく聞かれますが、妊娠しやすさに本当に関わっているのは、骨盤の中身──つまり子宮・卵巣の温度と血流です。
骨盤の形が少し歪んでいても妊娠される方はいくらでもおられます。しかし、骨盤内の血流が悪いと、卵巣は冷え、卵胞はなかなか育ちません。
施術を続けていると、お腹の温度が上がり、柔らかさが戻り、血流が改善され、結果として卵胞の成長スピードが上がっていく光景を何度も見てきました。
● 内臓型冷え性と卵巣機能の低下
手足が冷たくなくても、お腹の奥だけが冷えている“内臓型冷え性”の方が非常に多いです。
このタイプは、
- 基礎体温が上がらない
- 低温期が長引く
- 排卵が遅れる
- 高温期が安定しない
などの傾向を引き起こしやすく、妊活においては見逃せない問題です。
身体の中心部が冷えていると、卵巣は本来の力を発揮できません。温かさは、卵巣にとって“栄養”なのです。
● お腹が冷たい人が排卵が遅れやすい理由
お腹が冷たいと血流が低下し、FSH・LHが卵巣に届くスピードも量も落ちます。
これにより卵胞の成長は遅くなり、低温期は長引き、排卵はどんどん後ろにずれていきます。
逆に、お腹が温まり始めると、卵胞の反応が良くなる → 排卵までの期間が短くなる → 生理周期が整う という変化が自然に起こります。
これは薬では作れない、「身体本来の力」が戻っていく瞬間です。
卵胞の育ちを助ける子宝ケアの改善ポイント(中村和仁の臨床より)
● 卵巣・子宮の血流を上げるケア
妊活において何よりも大切なのは、「骨盤の中身の血流をどれだけ良くできるか」です。
卵巣へ流れる血液には、FSH・LH・栄養・酸素など、卵胞を育てるための大切な要素が含まれています。
血流が良くなると、卵巣は一気に元気になり、今までゆっくりだった卵胞が、「急に育ち始めた」という方も非常に多いです。
私は施術の現場で、血流さえ変われば、妊娠力は驚くほど回復することを何度も見てきました。
● 下腹部の温度を上げるとFSH・LHの届きが改善する
生理の周期は、「温度」と密接に関係しています。
下腹部が冷えていると、血管が収縮し、ホルモンが卵巣までたどり着きにくくなります。
逆に温度が上がると血管は柔らかく開き、ホルモンがスーッと流れ込み、卵胞の反応性が高まります。
これは、医学的にも中医学的にも非常に理にかなっています。身体を整えると、薬では届かなかった部分が自然に動き始めるのです。
● 自律神経が整うと排卵がスムーズになる
実は排卵は、“リラックスしているとき”の方が起こりやすいのです。
ストレスが強いと、交感神経が優位になり、卵巣の血流は低下します。
反対に、自律神経が整って副交感神経が働くと、血流はふんわりと骨盤内へ流れ込み、排卵がスムーズに進みやすくなります。
施術の中で皆さんが眠ってしまうのは、身体が「整っていっている証拠」なのです。
● 冷えの根本改善:内臓に温かさを取り戻す方法
冷え性を改善するために、「靴下を履く」「カイロを貼る」などの外側の対策がありますが、最も重要なのは “内臓の温度を上げること”です。
子宝ケアでは、筋肉・血管・神経が本来の働きを取り戻すよう調整し、内臓の温度が上がりやすい身体を作ります。
そうすると自然に、
- 基礎体温が上がる
- 低温期が短くなる
- 卵胞の育ちが良くなる
- 高温期が安定する
といった変化が出てきます。
これこそが、薬では作れない 「妊娠しやすい体質」です。
病院の治療だけでは改善しにくい理由|タイミング法・排卵誘発剤の限界
● 誘発剤は“卵胞への反応”が弱いと効きが悪い
クロミッドやレトロゾールなどの薬は、卵胞を育てるための刺激を強める薬です。
しかし、もし卵巣が冷えていたり、血流が悪い状態のままだと、薬だけでは卵胞が十分に育たないことがあります。
「薬を飲んでも排卵が遅れる」「卵胞が小さいまま大きくならない」という方が多いのは、そのためです。
● 血流改善と併用することで効果が高まる理由
卵巣の環境が整っていれば、誘発剤は非常に良い働きをします。
逆に、環境が整っていない状態では、薬が空回りしてしまいます。
だからこそ、「薬 × 身体づくり」 が最も妊娠率を高める組み合わせなのです。
● 不妊治療の副作用を軽くする身体づくり
誘発剤によって、
- 頭痛
- のぼせ
- 気分の落ち込み
- 子宮内膜が薄くなる
といった副作用が出る方もいますが、これは血流低下やホルモン環境の乱れが影響しています。
血流が良くなると内膜の厚みも戻りやすく、副作用が軽減されるケースも多いです。
不妊治療と子宝ケアは対立するものではなく、「二つを組み合わせることで力を最大化する」 そんな関係なのです。
38日周期の妊活女性へ|自然に排卵が整い始める身体づくりとは?
● 卵巣の働きが戻ると生理周期は自然に整う
「私はずっと生理周期が長いから…」「38日周期は異常なのかな?」
そんな不安を抱えている方は多いですが、私の臨床経験では、
卵巣の環境が整い始めると、自然に周期が短く、安定していく
というケースを何度も見てきました。
逆に言えば、周期が長いことは、身体からのやさしいメッセージなのです。
「今は、卵巣が本来の力を出せていないだけですよ」「でも整えれば、必ず動き始めますよ」
そのサインを見逃さず、改善のチャンスとして受け取っていただきたいのです。
● 卵胞の成長スピードが上がると妊娠力が上がる
卵胞は、育つスピードが速くなるだけで、排卵のタイミングが整い、高温期もしっかりしてくるようになります。
すると、
- 質の良い卵が育ちやすくなる
- 受精・着床の確率が上がる
- ホルモンのバランスが安定する
といった良い変化が、雪だるま式に増えていきます。
これは「薬で作る妊娠」ではなく、あなた自身の身体が持っている妊娠力が開いていく過程です。
この瞬間を、私は施術室で何度も見てきました。ひとつの卵胞が育ち始めると、身体全体が変わり始める。そんな奇跡のような瞬間を、あなたにも味わってほしいのです。
● 心と身体が“妊娠する準備”を整えていくために
妊活は、「頑張れば頑張るほど良い」というものではありません。
むしろ、力が入りすぎるとストレスで排卵が遅れたり、ホルモンのリズムが乱れたりすることもあります。
大切なのは、
- 温かく、柔らかいお腹
- ゆっくり満ちていく血流
- 自律神経のバランスの回復
- 「私は大丈夫」と思える心の余白
これらが整い始めたとき、あなたの身体は妊娠する準備を静かに始めます。
卵巣は、あなたが思っている以上に、力を持っています。
【まとめ】低温期が長いのは改善できる。あなたの卵巣は、まだまだ伸びていきます
低温期が21日以上続くこと、排卵が遅れること、38日周期が続くこと。
それは決して、「妊娠できない身体」という意味ではありません。
むしろ、
「卵巣にもっと血流がほしいよ」「温めてほしいよ」「ホルモンが届きにくいよ」
という身体からの優しいサインなのです。
そして、これはすべて改善できます。冷えは変わる。血流は変わる。卵巣の働きも、必ず変わります。
あなたがこの文章を読んでくださったこと、「何とかしたい」と思って一歩踏み出したこと。
その想いは、赤ちゃんへと必ずつながっていきます。
あなたの未来が、どうかあたたかく、やさしく、そして希望に満ちたものでありますように。
- 低温期が長い(21日以上)・排卵が遅いという現象は、卵胞の育ちがゆっくりなサインであり、改善が十分に可能。
- FSH・LHなどのホルモンが卵巣に届きにくい主な原因は「冷え」と「骨盤内の血流不足」。内臓型冷え性が大きく関わる。
- 生理周期38日でも、卵巣環境が整えば周期は自然に短く安定していく可能性が高い。
- タイミング法や排卵誘発剤は、卵巣の環境が整っていないと効果が出にくい。身体づくりとの併用が鍵。
- 子宝ケアにより、血流・温度・自律神経が整うと卵胞の育ちが改善し、排卵がスムーズに進みやすくなる。
- あなたの身体は変わる力を必ず持っており、妊娠力は育てていくことができる。

