結婚して、いよいよ赤ちゃんを迎える準備を始めたのに、思い通りに生理が来ない…。
「排卵してるのかな?」「このまま様子を見てて大丈夫?」
そんな不安を抱えていませんか?
この記事では、ルナベルをやめた後に起こる体の変化や、生理不順・排卵への不安にどう向き合えば良いかを、妊活アドバイザーの視点でわかりやすく解説していきます。
- ルナベル服用後の生理不順や排卵の乱れの理由
- 妊活中に実践できるマッサージの高い効果とその根拠
- 病院へ相談すべきタイミングと心の向き合い方
ルナベルULDとは?生理痛や子宮内膜症に使われる理由
「ルナベルULD」は、低用量ピルの一種で、特に生理痛や子宮内膜症の治療によく処方される薬です。ULDとは「Ultra Low Dose」、つまりホルモン量が非常に少ないタイプで、体への負担を最小限に抑えながら排卵を抑えるという働きがあります。
子宮内膜症という病気は、本来子宮の中だけにあるべき内膜が、卵巣や腹腔内にできてしまうもので、生理のたびにその部分も出血を起こし、強い痛みや不妊の原因になることがあります。
ルナベルを服用することで、排卵が止まり、生理も軽くなるため、子宮内膜症の進行を抑えたり、痛みを大きく軽減したりできると言われています。
実際、服用中は「毎月ピッタリ生理が来るようになった」という方も多く、「体が整った」と感じる方も少なくありません。
しかし――
問題は、服用をやめた後です。ピルによって整っていたリズムが急にストップすると、身体は戸惑い、ホルモンバランスが乱れてしまうのです。
ルナベルをやめた後の体の変化とは?
「ピルをやめたら、ちゃんと生理が来るのかな?」「もしかして排卵してないんじゃ…」
そんな不安を抱える方はとても多いです。
ルナベルのような低用量ピルを長期間服用していた場合、卵巣が“お休み状態”になっていたため、すぐに排卵やホルモン分泌が再開するとは限りません。
● 生理が遅れたり、バラバラになったりするのは自然なこと
ルナベルの服用中は、28日周期で人工的に生理を起こしていたため、まるで体が「完璧なリズム」で動いているように見えていました。
でも、実は自然な排卵を抑えていたという点を忘れてはいけません。
服用をやめた後、卵巣や脳が「ホルモンを自分で出そう」とするまでには、時間がかかることがあります。人によっては1〜3ヶ月で戻ることもありますが、半年以上かかる方もいます。
● 基礎体温がバラバラ…これって大丈夫?
妊活を始めて、真っ先に始めたのが「基礎体温の測定」という方も多いでしょう。ところが、グラフがギザギザ…低温期と高温期がハッキリしない…
そんな日が続くと、「排卵してないのでは?」と心配になりますよね。
でも、焦らないでください。ピルをやめたばかりの体は、まだ準備中です。ホルモンのリズムを取り戻すために、今は「リハビリ期間」だと思って、体の声に耳を傾けてあげてください。
生理痛・生理不順・基礎体温の乱れが続く場合の注意点
ルナベルをやめたあと、しばらくの間は体がホルモンのバランスを取り戻そうとする「調整期間」に入ります。
ですが、数ヶ月経っても生理が来なかったり、生理痛が以前よりも酷くなっていたりすると、少し注意が必要です。
● ホルモンバランスの回復には“個人差”があります
女性ホルモンはとても繊細で、ちょっとしたストレスや生活の乱れ、季節の変わり目でもバランスを崩します。
ましてや、数年にわたり排卵を止めていた後となれば、身体が再び「自分でホルモンを出す」ための準備には時間がかかって当然です。
ですが、3ヶ月以上経っても無排卵や生理不順が続く場合は、別の原因が隠れている可能性もあるため、注意深く身体を観察してあげてください。
● 基礎体温が安定しない=排卵していない、とは限らない
基礎体温は妊活における重要な指標ですが、測り始めて間もないうちは、誤差や日々の体調に左右されることも多く、グラフが安定しないことも珍しくありません。
たとえ体温がギザギザでも、「排卵していない」と決めつけるのは早すぎます。
「だいたいこの辺りで高温期になっているかな?」という感覚を、2〜3周期かけてゆっくりとつかんでいくことが大切です。
● 無排卵が続く場合に考えられる疾患とは?
もし、何ヶ月も排卵が確認できない・高温期が見られない場合は、以下のような疾患が関係している可能性もあります:
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS):排卵障害の代表格。月経が長期間来ない、または不規則になることが多い。
- 高プロラクチン血症:乳汁分泌ホルモンが多くなり、排卵が抑えられてしまう。
- 甲状腺機能異常:ホルモンバランスに密接に関わり、生理周期に影響を与える。
不安な場合は、早めに婦人科でホルモン検査などを受けると安心です。無理に自己判断せず、プロの目で診てもらうことで、必要以上に悩まなくて済む場合も多いのです。
病院に行くタイミングはいつ?早めに相談してもいい?
「病院に行った方がいいのかな…?」「でもまだ様子を見てって言われたし…」
妊活中の多くの女性が、このタイミングで立ち止まってしまいます。
● 医師が言う「3周期は様子を見て」とは?
ピルをやめた直後はホルモンバランスが不安定になるため、多くの医師が「最低3ヶ月は様子を見ましょう」とアドバイスをします。
これは、身体が自然なリズムを取り戻すための準備期間と考えてください。1周期目や2周期目は排卵がないこともありますが、3周期目あたりから徐々にリズムが整ってくる方も多く見られます。
ただし、「様子を見る」といっても何もせずにただ待つだけではありません</strong。自分の身体と向き合い、生活習慣を整えることで、「今、自分の身体がどういう状態なのか?」を理解していくことが大切です。
● こんなときは、早めの受診がおすすめです
次のような状態が続いている場合は、医師の診察を早めに受けることで安心につながります:
- ピル中止後、3ヶ月以上生理が来ていない
- 基礎体温に高温期がまったく見られない
- 生理痛が以前よりもひどくなってきた
- 不安で心が落ち着かず、妊活に前向きになれない
「まだ早いかな…」と思う気持ちも分かります。
でも、婦人科は「何かあってから行く場所」ではなく、未来のために早めに“整える”場所でもあるのです。
● 医師との信頼関係が妊活を前向きにする
自分の状態をきちんと説明してくれる医師、気持ちに寄り添ってくれる医師との出会いは、妊活を支える大きな支柱になります。
無理に専門クリニックに通う必要はありません。「妊娠できる身体づくり」を一緒に考えてくれる専門家なのかどうかが、最も大切なポイントです。
排卵しているか不安なあなたが“今できること”
妊娠のスタートラインに立つためには、まず自分の身体を知ることがとても大切です。また、妊活中の心と体にはストレスフリーでいることが不可欠です。そんな中で、最も効果的なサポートのひとつとして、私は“血流を整えるマッサージ”が非常に効果的な方法だと強くお伝えしたいと思います。
● 妊活におけるマッサージの本当の価値とは?
- 最新の臨床研究では、マッサージを受けたグループでは、毎月の排卵率が75%に改善したという報告もあります。対照群は57.1%に留まり、その差は明らかです(2025年)。
- この効果の背景には、「血流アップによる卵巣や子宮への栄養供給増加」「コルチゾール(ストレスホルモン)の低下」「リンパ排泄の促進」という複合的な要因」があると考えられています。
- つまり、マッサージは単なるリラックス以上に、ホルモンバランスや排卵誘導に対しても直接的なサポートとなり得るのです。
● 妊活に特化した“子宝ケア”とは?
子宝ケアは、特に子宮や卵巣などの生殖器への血流を意識した手技が特徴です。具体的には:
- 腹部をゆるやかに円を描くようにしながらマッサージしつつツボを刺激し、子宮・卵巣の周囲にしっかり血液と酸素が届くよう促す
- 骨盤内のリンパを促し、不要な老廃物を排出させるよう促すことで生殖機能を健やかに保つ
- スカーメメント(癒着や癒し)を緩和し、子宮や卵巣の位置が整うことも期待されます。
● ストレス軽減によるホルモン改善効果も見逃せません
心身への負担が減ることで、女性ホルモンの分泌を司る「視床下部―脳下垂体―卵巣系(HPO軸)」の働きが落ち着き、排卵リズムを整える助けにもなります。IVF(体外受精)や受精卵移植の前後でも、施術によって着床率や内膜の反応性が高まったという報告もあります。
● おすすめの実践タイミング
子宝ケアは、どの時期に行っても構いません。生理周期のどの時期も大切なので、排卵サイクルの安定をサポートすることが出来ます。
● 実際に受けるにはどうしたらいい?
当院のような整骨院等には、生殖医療サポート系のマッサージを行っているところもあります。が、誰でも出来るわけではないので、実績と知識のある専門家に相談しながら安全に取り入れてください。セルフケアとしては、優しい腹部の円形マッサージから始めて徐々に習慣化するのも良いでしょう。
【まとめ】ルナベルをやめた後の不安に、焦らず優しく向き合って
妊活を始めたばかりの頃は、不安の方が大きいかもしれません。
「生理が来ない…」「排卵してるのかな?」「本当に妊娠できるの?」
そうした思いは、とても自然なものです。
でも、どうか忘れないでください。
あなたの体は、今まさに“再起動”の途中なのです。
長くルナベルを服用してきたことで、身体は守られてきました。
そして今、薬のサポートを卒業し、自らのリズムを取り戻そうと頑張っているのです。
● 焦りは禁物。でも、何もしないのではなく「丁寧に過ごす」
焦る気持ちはよく分かります。周りと比べてしまうこともあるでしょう。
けれど、妊娠は“タイミング”と“準備”が重なったときに訪れます。
だからこそ、今は「どうしたら赤ちゃんが来てくれる身体になれるか」を考え、血流を整えるマッサージを受けたり、日常を丁寧に生きることが、何よりも価値ある時間です。
● 妊娠は“ゴール”ではなく、“新しい人生のスタート”
妊娠したら終わり…ではありません。
妊娠は、母としての人生のスタートラインに立ったということ。
だからこそ、授かる前から「赤ちゃんを迎える準備」は始まっているのです。
身体を整え、心を整え、暮らしを整える。そんな積み重ねが、未来のあなたと赤ちゃんをつないでいくのです。
そしてその歩みを、私はいつでも、そっと応援しています。
“すべての女性が、笑顔で赤ちゃんと出会える未来を信じて”
- ルナベルをやめたあとの生理不順に戸惑う気持ち
- 基礎体温の乱れと排卵の不安への向き合い方
- 妊活初期に起こるホルモンバランスの変化
- マッサージによる血流改善の高い妊活効果
- 妊活マッサージの正しい方法と実施タイミング
- 病院へ行く判断基準と医師との付き合い方
- 焦らず丁寧に過ごすことの大切さ
- 妊娠はゴールではなく、新しい命のスタート

