「受精卵のグレードが良かったのに、妊娠できないんです。」というのを、初診時のカウンセリング時に伺う事が少なくありません。
受精卵に関しては、卵子側の問題と精子側の問題があり、異常受精などもあるので、何とも言えません。コレステロールがエストロゲンの主成分となるので卵は摂取していただきたいのですが、それ以外は、サプリ、食品などで、受精卵の質を良くするのは難しいのが現状。かえって、摂らない方が良いものも少なくありません。
全身に施すマッサージで、FSHなどのホルモンを卵巣に充分に届ける事で質の良い卵子を作れますし。
精子がダメな場合には、顕微授精という方法もあるので、受精卵が原因で不妊になるというのは、気にし過ぎる必要はないと思います。そこはドクターを信用して下さい。
子宮内膜ですが、これは充分な厚みが必要となります。毎月の生理の時に、大量出血するので、女性は慢性的に鉄不足になります。ちなみに、サプリメントは良いものが少ないので、レバーなど、食事で補ってください。
クリニック側でも、6ミリくらいだとと胚移植を見送るところも少なくありませんから。8ミリくらいあると移植しますが、当院にちゃんと通われている方なら、10ミリ以上になっているはずなので、全く心配いりません。
問題は、それでも妊娠しない場合で、ナチュラル・キラー細胞がどうだとか、のように、色々な不安になることを言われたりします。
書ききれないので、詳しくは直接話したいと思います。
