排卵チェックで卵胞が確認できない理由とは?無排卵じゃないかと心配なあなたへ

妊活に対する疑問
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妊活、特に二人目の妊活となると、どうしても「余裕があるはず」と自分自身にプレッシャーをかけてしまうことがありますよね。なかなか卵胞が確認できないと、ただでさえ不安な気持ちがもっと大きくなってしまうものです。

「昨日の卵胞チェックで卵胞が見つからなかった…排卵が終わってしまったのかな、それとも無排卵だったら…?」そんな問いかけに、胸がギュッと締めつけられた方も多いのではないでしょうか。

でもどうか知っていてください。“卵胞が見えなかった”=“無排卵”ではないことが多いという事実を。そして、なぜ卵胞が確認できないのかには、いくつかの説明があるのです。あなたの身体と、あなた自身に、まずは優しい眼差しを向けてほしい──そんな願いを込めて書いたのが、この記事です。

この記事を読むとわかること

  • 卵胞が確認できないときの主な理由
  • 排卵済みと無排卵の見分け方
  • 妊娠しやすい体づくりの具体的な方法
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排卵チェックで「卵胞が見えない」と言われたとき、まず考えられること

① すでに排卵が終わり、「卵胞」が消えている

成熟した卵胞は、排卵後に「黄体(corpus luteum)」へと変化します。この変化により、もともと見えていた卵胞としての「形」は超音波では確認できなくなりますが、卵巣内には黄体が映ることがあります。これはむしろ“排卵が起こった証”であり、陽性のサインなのです。

② タイミングや観察のズレによる単なる「見落とし」の可能性

排卵は、成長した卵胞が破裂する瞬間に起こります。そのため、超音波検査のタイミングが少しずれているだけでも、「見えない」ケースが起こり得ます。医学的にも、卵胞のサイズだけで排卵を断定するのは難しいとされており、形態的変化やホルモン変動との併用観察が必要です。実際に、超音波と黄体形成ホルモン(LH)の変化を組み合わせて、排卵の判定がなされることも報告されています。

③ 卵胞がそもそも育っていない(成長していない)可能性

卵胞が成長しなかった場合、「卵胞が確認できなかった」となります。たとえば、「低反応(poor response)」や、あるいは「卵巣予備能の低下(low ovarian reserve)」により、卵胞の成長自体が不十分なことがあります。これには、加齢やホルモンバランス、ストレスなど複数の要因が絡んでくることがあります。

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排卵済みなのか?無排卵なのか?見分けるためのポイント

「卵胞が見えない」と言われたとき、一番気になるのは「もう排卵した後なのか」「それとも無排卵だったのか」ということですよね。

ここでは、排卵済みと無排卵を見分けるために役立つ4つのポイントをご紹介します。

① 基礎体温の変化を見る

基礎体温は、排卵後に高温期へと移行します。排卵前は36.0℃台前半〜中盤で推移し、排卵後は36.7℃前後に上がるのが一般的です。
もし高温期がはっきり2層に分かれている場合は、排卵が起きている可能性が高いと考えられます。

② 黄体形成ホルモン(LH)の分泌状況

排卵直前になると、黄体形成ホルモン(LH)が急上昇する「LHサージ」が起こります。
市販の排卵検査薬でLHの上昇が確認できたかどうかも、排卵の有無を判断する材料になります。

③ 子宮内膜の厚さと状態

排卵後の子宮内膜は、妊娠の準備のために厚みを増し、ふかふかのベッドのような状態になります。
排卵が起きていないと、内膜が薄いままだったり、ふくらみが不十分だったりすることがあります。

④ ホルモン値の血液検査

排卵が行われていれば、黄体ホルモン(プロゲステロン)の値が上昇します。
逆に、無排卵の場合はプロゲステロンの分泌が見られないため、血液検査で排卵の有無をより確実に確認することができます。

無排卵の原因とは?よくある4つのケース

「もしかして無排卵なのかも…」と不安になることは、妊活中によくあることです。
ここでは、無排卵の原因としてよく見られる4つの要因を解説します。

① 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

PCOSは、卵巣に多数の未成熟な卵胞が並び、排卵がうまくいかなくなる疾患です。
月経不順やにきび、体毛の増加などが見られることもあります。
超音波で「ネックレスサイン」と呼ばれる特徴的な卵巣の所見が確認されることがあります。

② ホルモンバランスの乱れ(高プロラクチン血症など)

脳下垂体から分泌されるホルモンが乱れることで、排卵が抑制されることがあります。
特に「高プロラクチン血症」は、母乳を出すホルモンであるプロラクチンが過剰に分泌される状態で、無排卵の原因としてよく知られています。

③ ストレスや過度なダイエット

過度なストレスや急激な体重減少は、視床下部や下垂体の働きを狂わせ、排卵をストップさせることがあります。
心と身体はつながっています。心のバランスを崩すことが、身体のリズムにも影響するのです。

④ 加齢による卵巣機能の低下

年齢とともに卵子の質や数が減少し、卵胞の発育も鈍くなっていきます。
特に35歳を過ぎると、自然排卵のリズムが乱れやすくなり、周期ごとに排卵の有無が変動することもあります。

「卵胞が見えない=妊娠できない」ではない理由

「卵胞が見えなかった…」「今回は排卵してないかも…」
そんなとき、つい「もう妊娠は無理なのかな」と思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、どうか忘れないでください。卵胞が見えなかった=妊娠できないというわけではありません。ここでは、その理由をお伝えします。

① 排卵の「見逃し」はよくあること

排卵の瞬間は一瞬の出来事。超音波検査のタイミングが少しずれるだけで、排卵後の卵胞(黄体)に変わってしまい、見えなくなることもあります。
また、検査技術の差や個人差によっても、卵胞が見つけにくい場合があります。

② 何周期か継続して見ることで体のリズムがわかる

1回の排卵チェックだけで判断するのではなく、数周期にわたって観察を続けていくことが大切です。
月によって卵胞の育ち方が違うこともありますし、周期の乱れがあっても、時間をかけて整ってくることもあります。

③ 自然妊娠の可能性を信じることも大切

排卵が起こっていれば、妊娠の可能性は常にゼロではありません。
体外受精や人工授精といった医療の選択肢もありますが、体のリズムを整えることで自然妊娠できたというケースも、当院ではたくさん見てきました。

あなたの身体は、日々少しずつ変化し、回復し、整おうとしています。
焦らず、でも諦めず、まずはそのことを信じてあげてください。

妊娠しやすい身体をつくるために、今できること

卵胞が見えなかったという結果に戸惑い、落ち込んでしまう気持ちは痛いほどよくわかります。
でも、妊娠力は、あなたの生活習慣や身体の状態を整えることで、確実に高めていくことができます。

① 生活習慣の見直し(食事・睡眠・運動)

冷たい飲み物ばかり摂っていませんか?夜更かしが続いていませんか?
卵子の質を高めるには、まずは「身体を温める」「質の良い睡眠をとる」「適度に身体を動かす」ことが基本です。
食事では、ビタミンE、鉄分、亜鉛、葉酸などを意識すると、卵巣の働きがサポートされます。

② 冷え対策・血流改善

骨盤内の血流が悪くなると、卵巣や子宮への栄養供給も滞ってしまいます。
腹巻きや湯たんぽ、足湯、温かい飲み物など、冷えをとる工夫を日常に取り入れましょう。

③ 自律神経の安定(ストレスケア)

ストレスは排卵を止めてしまう大きな要因です。
「頑張らなきゃ」「早く結果を出さなきゃ」と思うほど、交感神経が優位になり、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
意識的にリラックスの時間を作り、副交感神経を優位にしてあげることも、立派な妊活です。

④ 整体などの選択肢も

当院のような整骨院では、骨盤や背骨の歪みを整えることで、自律神経の流れや血流を改善するお手伝いができます。
体質や月経の状態に合わせた施術を取り入れるのも効果的です。

妊活は「赤ちゃんを授かるための準備」ですが、それは同時に「あなた自身を大切にする時間」でもあります。
どうか、自分に優しく、少しずつ前に進んでいきましょう。

焦らず、諦めず、自分の身体を信じて。卵胞が見えなかった先にも希望はある

妊活をしていると、ほんの小さな変化や検査結果にも一喜一憂してしまいますよね。
特に「卵胞が見えなかった」と言われたときのショックは、経験した人にしか分からない深さがあります。

でも、「見えなかった」ことには、いくつもの理由があり、それがイコール「排卵していない」「妊娠できない」では決してないということを、どうか心に留めておいてください。

あなたの身体は、いつでも赤ちゃんを迎える準備をしようと頑張っています。
体の声に耳を傾けながら、自分自身をもっと大切にしてあげること──それが、妊娠に近づく第一歩です。

「全員が大成幸!」その思いを胸に、私は今日もここ石川県金沢市で、妊活に向き合う皆さんのサポートをさせていただいています。
あなたにも、きっとその日が訪れますように。

この記事のまとめ

  • 卵胞が見えないのは排卵後の可能性がある
  • タイミング次第で見逃すことも珍しくない
  • 基礎体温やホルモン検査で排卵を判断できる
  • 無排卵にはPCOSやストレスなど様々な要因がある
  • 「見えない=妊娠できない」ではない
  • 周期を追って体のリズムを見ていくことが大切
  • 妊娠しやすい体づくりには生活習慣の改善が有効
  • 冷え対策や自律神経の安定もサポートになる
  • 整体や漢方などの選択肢もある
  • まずは焦らず、自分の身体を信じることが大切
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