体外受精での胚移植は「新鮮胚」と「凍結胚」の
どちらの方が妊娠率が高いのでしょうか?
おススメは「凍結胚」です。
体外受精の場合、採卵の時に、薬を飲んだり注射を打ったりすると思いますが、
排卵誘発剤を使うと自然では出来ない複数の卵子が出来ますが、それの副作用で、子宮内膜から血液成分をいっぱい使ってしまいます。見た目では厚くても、実はスカスカです。
採卵の後の生理時の出血量を見ればよくわかると思います。
「新鮮胚」で妊娠したとしても、
若い人はホルモン量が多いので妊娠を保つ事が出来ますが、35歳以上だと妊娠を継続させるのが難しいので、薄くなった子宮内膜を一端はがして新しい内膜を作った方が妊娠しやすいです。
ただ、40代の新鮮胚移植でも、無事出産できた方も多数おられるので、絶対ではないですが。
あくまで、子宮内膜の問題なので、受精卵は気にしなくても良いですよ。