心が折れそうです
Q: 現在不妊治療をしている34歳です。
2023年1月から高度生殖医療にステップアップをし採卵9回しましたが卵の質が悪いのか、遺伝子の問題なのか一度も胚盤胞になったことがなく心が折れそうです。
桑実胚まではなるんですが、そこからの動きがなくなるみたいです。
転院前に2回、転院後に7回採卵しました。
クリニックには採卵を重ねるしか方法はないと言われています…
もう諦めるしかないのでしょうか。
また皆さんの不妊治療の辞めどきいつなのかを教えていただきたいです。
クリニックでの治療の副作用です
A: お気の毒です。まだお若いのに、9回も採卵して、大変でしたね。
卵の質が悪いのか、遺伝子の問題なのか一度も胚盤胞になったことがなく心が折れそうです。
理由は明らかです。体外受精の副作用です。
やればやる程、悪くなっていきます。
今は、桑実胚までになってても、いずれは「二分割で停止したとか、採卵したら空胞だった」等というふうになっていくと思われます。
原因は、飲み薬や注射などの薬です。恐らく、血中内のFSH(卵胞刺激ホルモン)濃度が高いものと思われます。卵胞には「卵子を造れ」という命令が届きますが、十分な血液や熱エネルギーがないと、ちゃんとした卵子が造られません。
この場合だと、自然周期法で卵子1個だけを育てることをお勧めします。注射などを止めて、自分の力でFSHを造れるように変えて行く必要があります。
まずは、当院で施しているようなマッサージで毒素を排出させ骨盤内に新鮮な血液を送るようにするのが良いでしょう。
>クリニックには採卵を重ねるしか方法はないと言われています…
よく言われます。上手くいく方もいれば、逆に悪化していく方も少なくありません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」です。何でもやり過ぎはいけません。
しばらく、病院に通うのを止めて、身体を整えてから、再度治療を始めても良いと思いますよ。