睡眠の質が悪く、体重が増えました
Q: 妊活中の35歳です。
妊活始めて半年になりますがこないだ一通り検査受けて全部異常なしでしたが右側に子宮筋腫が見つかりました。昨年夏に卵巣嚢腫の手術もしました。
今は不妊外来通って排卵日も尿検査と超音波で予測してもらい排卵誘発剤も打ってもらいました。残念ながらその周期も生理がきてしまいました。
ここ何ヶ月か睡眠の質が悪く早朝に目が覚めたり熟睡できることがないです。
そのせいで体重も5キロ近く増えました。
ここを変えれば体重も減らせるしおそらく妊娠するんじゃないかなとか勝手に思ったり。
布団には0時前に入りますが1時間以内に寝ついたとしても変な時間に起きてしまうのがほんとにつらくて。
部屋の真っ暗の1段階明るめで寝てたのも最近は真っ暗にしてみたりお風呂の温度熱めが好きだけど40度で入ったりとかグリシンのサプリ試したり色々やってはいるのですが..
歳をとるにつれて睡眠の質が悪くなるって聞きますがいい方法ありますか?
睡眠不足が原因ではありません
寝るのにも体力が要りますから、歳をとるにつれて睡眠の質が悪くなるというのは確かなことでしょう。
そのせいで体重も5キロ近く増えました。
違います。原因は排卵誘発剤などです。
妊娠するためには脂肪が必要です。以前、当ブログの記事にも書きましたが、実際、排卵の時期に多く分泌される性ホルモンであるエストロゲンが筋肉を固くさせて、代謝を悪くさせて、内部脂肪を蓄えようとします。
脂肪は赤ちゃんの身体を造る栄養の貯蔵庫です。エストロゲンは妊娠を成功させるホルモンなので、来るべき母の身体になるための準備を行います。
このホルモンが分泌されている時期だと、どんなに頑張ってもやせません。
生理が来ると身体に蓄えられた内部脂肪も落ちてしまいますが、身体はその急激な変化を嫌がるために、その時期にはたくさん食べたくなります。
なので、エストロゲンが多く分泌されると太ります。10代の女の子が太りやすいのはエストロゲンが豊富に分泌されているからです。
なので、病院で処方される薬の多くは太らせるものです。卵子を採るためには、仕方がないことなのですが。
なので、妊活と美容は両立しにくいということです。
東洋医学では「腎が弱ると、とても眠くなります。」と言われています。
一日中、常に眠気を感じる場合、かなりの割合で腎が弱っているのでしょう。こういった場合、出来る範囲で睡眠時間を長くとるようにして下さい。
睡眠というのは、腎を休めることだと東洋医学では解釈します。なので、寝れない場合には、当院で施しているようなマッサージで腎が整うことを促し身体が自然に回復するのを期待させようとするのがお勧めです。