女性の肩こりについて 後編

妊娠体質
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男性は筋繊維を豊富に持っているので耐える事が出来ますが、女性はそうではありません。
おまけに女性の場合は、卵胞ホルモンが排出されるようになるとセロトニンという筋肉を柔らかくしてくれる物質を抑制して、身体に内部脂肪を付けやすくさせます。脂肪は赤ちゃんの栄養の貯蔵庫だからです。

妊娠が成功しないと、その内部脂肪が落ち、子宮内膜がはがれ出血が始まりますが、身体がその急激な変化を嫌がるので、食欲が増進します。

生理が終わると、しばらくは身体が楽な期間があるものの、低温期になると、また、卵胞ホルモンが出始めます。妊娠を成功させるためのホルモンなので、ありがたいのですが。

身体の感覚は下から上へと伝わって感じていきますが、痛みは上から下へと伝わります。錐体路という経路があるので、その反対にはなりません。肩こりの原因が骨盤と言われても、少なくとも生理のある期間の女性に関しては、「?」と思います。「土台だから」とよく言われますが、骨盤矯正すれば肩こりがなおる、というのには、医学的な根拠がないので、よくわかりません。肩を揉み解した方が楽になると思います。その場合は、筋腹を把握して揺らすようにすると良いです。前にも書きましたが、単に触ってても良くなりません。

肩こりや腰痛にならないためには筋肉をつけるのが一番です。男性は筋繊維を豊富に持っていますが、女性は少ないからです。男性は狩りをする動物、女性は子供を産む動物として身体が出来ています。なので、筋肉ムキムキの身体になれば、肩こり、腰痛知らずになれます。が、子宝は授かりにくくなります。

残念ながら、妊活との両立は難しいので、授乳が終わってから、頑張りましょう。

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