おりものが少ないと妊娠できないのでしょうか?

妊活に対する疑問
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女性器はばい菌が入って来やすい構造になっているために、膣内を酸性に保ち、膣内部のうるおいを保ちつつ、女性器から体内に侵入しようとするばい菌を排出させる役割があります。

また、排卵時には、アルカリ性である精子を迎え入れやすくさせようとします。男性器からもアルカリ性の液が出て、その液体が合わさると、酸性である膣の中に中性の道が出来、そこを精子が上って行って、子宮内に到達します。子宮内は中性なので、精子は生きていけますから。

おりものは、女性ホルモンの分泌に応じて変化していくので、生理周期だけでなく年齢によっても量が変わっていきます。初潮が始まる頃から増え始め、20~30代にかけてピークを迎えます。妊娠中も卵胞ホルモンの分泌が増えるため、おりものの量が多くなることもあります。
30代半ばから女性ホルモンの分泌が減少しだし、それに伴って、おりものの量も減少していきます。閉経後は卵胞ホルモンがほとんど分泌されなくなります。

このように、自然妊娠やタイミング法だとおりものは重要なのですが、人工授精や体外受精なら、ほとんど関係ありません。精子が膣内を通過できなくなることがないからです。

食事やサプリでは改善は難しいのですが、当院で施しているようなマッサージなら、安定することが期待できます。

男性なら、ストレスや睡眠不足の影響が強いのですが、女性はちゃんと身体を整えておけば、それ程崩れる事はありません。

体質改善は大事ですが、食事やストレス、睡眠不足、よりも大切なのは、いつも言っているように、自律神経を整えて、ちゃんとホルモンが骨盤内に届けられる身体を作る事です。

そもそも、男性側に元気があれば、おりものが少なくても子宮内に到達できる精子もいるので、「妊娠出来ない」と決めつける事もありません。

あなたも妊娠できますよ。クヨクヨ悩む必要などありませんから。

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