身体の声を聞き、心を感じる柔道整復師の中村和仁です。西洋医学の知識をベースに、東洋医学の良い所を付け加えたものをお届けいたします。
「卵胞が育ってもhCG注射は打つべきなのでしょうか?」という質問をいただきました。
無排卵周期症や黄体機能不全などの場合に施される治療です。
わかりやすく話したいのですが、これも、ちょっと専門的な話になります。
hCGとは?
胎盤から作られる性腺刺激ホルモンで、成熟卵胞の排卵を促し、黄体を形成する作用があります。簡単に言うと、卵胞から妊娠できる卵子を排出させ、厚くなった内膜を維持するのを促すホルモンを排出させるホルモンです。
ゴナドトロピン療法
FSH作用を持つhMG製剤を投与して卵胞の発育を促進させます。一定の大きさまで発育したら、LH作用を持つhCGを投与して排卵を誘発させる方法です。
この療法の副作用としては、複数個の卵が育ってしまい多胎妊娠になってしまう事があることや、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になってしまうかもしれない、という事です。
それでは、
卵胞が育ってもhCG注射は打つべきなのでしょうか?
回答なのですが、
その人、その人の状態によって、答えが違うと思います。
hCG注射だからです。
私なら、身体に触れてみて、「この人なら打った方がいいな。」、「この人ならやらない方がいいな。」というふうに判断します。
こういうブログを書かれている鍼灸師さんや整体師、エステシャンの先生は少なくありませんが、解剖学、生理学、等について、あまり詳しくない方もおられるのを痛感しています。
人気ブログであっても、「?」と首を傾げてしまう内容のものも少なくありません。
当ブログでは、
西洋医学の知識をベースに、東洋医学の良い所を付け加えたものをお届けいたします。
きっと、お子さんが欲しいけど、なかなか授からない、未来のお母さんへの助けになると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。