原因がないのに妊娠できないのは不妊症?

妊活に対する疑問
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不妊専門のクリニックで、「原因不明」と言われたという方の来院が少なくありません。

不妊症の定義は、生殖できる年齢の男女が妊娠を希望し、1年以上避妊せずに性交を行っているにもかかわらず、妊娠できない状態を言います。

ところが、そのように言われた多くの女性をみていて、しょっちゅう感じるのは、原因がないわけではない、ということです。

毎日精子を2000万個から5000万個も造る男性と初潮から閉経までで400個ほどしか卵子を造らず、しかも自然では1周期に1個しか排卵しない女性が同じだと妊娠する機会が激減してしまいます。なので、男性の場合は、睡眠不足やストレスなどで精子の状態に大きな差が生まれますが、女性はそれ程影響を受けないように出来ています。

血流が悪くホルモンが卵巣に充分届いていなかったり、子宮内膜が薄かったり、等なら病院でもわかりますが、お血が貯まっていたり、そもそも夫婦生活の回数が圧倒的に少ない、等が原因だと、病院でもわかりません。

一番怖い原因は不妊治療のしすぎで、不妊体質になっている事。病院では複数の卵子を採るために、排卵誘発剤を飲んだり注射をしたりしますが、その副作用で妊娠しにくい身体になってしまいます。それに負けない身体があれば問題ないのですが、そうでない方がものすごく多い!

なので、「原因が不明」と言われたら、いったんは自分の身体から毒素を抜いて、ちゃんとした卵子や子宮内膜が作れる身体をつくる事が大切です。

体外受精で卵子を採って精子と合わせて受精卵をつくるというのは素晴らしい技術ですが、タイミング法や人工授精なら、絶対にクリニックに通う必要がないので。

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