身体の声を聞き、心を感じる柔道整復師の中村和仁です。西洋医学の知識をベースに、東洋医学の良い所を付け加えたものをお届けいたします。
以前このテーマについて動画を作ったので、また似たような内容になるかもしれませんが、「心配で心配で」とか「ドキドキドキ」となりがちな毎日をコントロールできる方法について、アドバイスしたいと思います。
どうか大事なひと時を、心穏やかに、おおらかに、過ごしていただけますように。
心配しても始まらない
妊娠に向けて一生懸命頑張っていたのに、今月も生理が来てしまって、落ち込んでしまう方は少なくないだろうと思います。
人工授精や体外受精で頑張っておられた方だったら、判定日が近づく1週間は心が落ち着かずに眠りが浅くなったりするのも無理のない事でしょう。
これまで動画などでも解説して来ましたが、緊張する事がストレスとなり、身体を冷やすなど、悪い影響を与えてしまったりします。
みなさんも、頭では理解しておられると思いますが、不安であろうがなかろうが、結果はもう決まっています。心配しても始まらない、という事も百も承知だと思います。
それでも止められない心配・・・
想像してみて下さい。
あなたは、念願かなって妊娠されました。
陽性反応が出ました。
「やったぁ!」と大きな喜びに満たされる事と思います。
よく、頑張りましたね。おめでとうございます。
でも、すぐに今度はちゃんと着床しているのだろうか、と心配なります。
不安を抱えながら毎日を過ごし、次の検査で胎嚢が確認できました。
ほっとしますよね。
でも、今度は心拍を聞くまでは安心できません。
またまた不安を抱えながら毎日を過ごし、次の検査で心拍が確認できました。
次は、無事に安定期まで。
次は、元気に産めるのかな?
一つ一つ、階段を登るたびに、別の不安が表れて、ドキドキは収まりません。
その先、出産してからも子育てに不安・心配はつきものです。
危険! あなたはそんな人生を選択しますよ。
キリがないといえばないのです。
一生続くのですから。
「親」という漢字は、「木の上に立って見る」と書くように、遠くから子どもの成長を見守るのが親なのですから。
あなたも、お父さんやお母さんから受けた愛情をお子さんに注いで下さい。
あなたは幸せになるために生まれてきて、
もっと幸せになるために、お子さんを授かろうとされているのですよ。
子どもの頃、何の裏づけもない自信をもって、
キラキラと毎日を送っていたご自身を思い出して下さい。
なんでもできると信じていたあの頃を。
子どものキラキラな瞳は無限大の可能性があるからです。
今からでも遅くはありません。
子どもを見習って、あなたの心配癖を取り除いて下さい。
先の事を「ダメだったらどうしよう」などと想像して、心配する、不安になる、
そんな心の癖が身についてしまっているのでしたら、
私が力になります。
それが確実にあなたの幸せに貢献してくれますし、
あなたの子どもさんの幸せにもつながるのですから。
諦めずに、信じて待っていてください
「今、ここで、今回の治療で妊娠しないと私は不幸?」
そんな事はありません。
もっと大きな視点で見てみましょうよ。
晴れて妊娠された方々は、みなさんおっしゃいます。
「人それぞれ(妊娠する)タイミングがあるんですね」と。
だから、「諦めずに、信じて待っていてください」と。
そうアドバイスされるママさんたちが大勢いらっしゃいますよ。
心配してても良い事は何も起こりません。
どうか思いつめずに、ゆったりと構えて、判定日を迎えてください。
その方が良い事が起こりますよ。