身体の声を聞き、心を感じる柔道整復師の中村和仁です。西洋医学の知識をベースに、東洋医学の良い所を付け加えたものをお届けいたします。
今日は「水を飲んで卵子の質を向上させる?」話です。
良い受精卵を作るためには、卵子の質を良くするのは、
非常に重要です。
そのためには、
FSHこと、卵胞刺激ホルモンが
卵巣を満たす事
が重要となります。
しかしながら、たんぱく質と糖が加熱された結果、発生する有害な合成物質、
つまり、AGEこと、終末糖化産物と呼ばれるものが
体調不良や病気を引き起こしたり、老化を加速させるといわれています。
美容への影響だけでなく、臓器など、全身の健康に影響を及ぼすわけです。
「卵子の酸化」とも言われていますよね。
これを摂取しないという方法が1番良いかもしれませんが、
これはなかなか大変な事です。現代社会で生活していく以上、
不可能と言っても良いかもしれません。
第61回 日本生殖医学会で発表された内容でも、
「AGE(終末糖化産物)の蓄積が、
配偶子や受精卵を体外で
取り扱う高度不妊治療の
ART(生殖補助医療)の
治療成績に影響を与える。」
と、ありますし。
「水を飲んで卵子の質を向上させる」というのは、
そういう事なのでしょう。
で、1日にどれだけ飲めば良いのでしょうか?
2L?
身体が吸収した、身体に良い栄養もおしっことして
排泄されてしまうでしょうね。
鍼灸師さんや漢方医さんだと、「身体を冷やす!」と
言って、怒り出すでしょう。
非常にナンセンスです。
もっと良い方法は、
土曜日や休日などにプチ断食をすることをお勧めします。
定期的に「食べない日」をつくることが大切です。
その際には、信頼できるファスティング・ドリンクを使った
方が、より効果もあると思います。
今日も 最後まで読んで下さりありがとうございました。