高プロラクチン血症です
Q: 今、タイミング療法で産婦人科に通院しています。
生理不順がある為16日から5日間デュファストンを服用。
今日、血液検査の結果とエコーを受けに行ったところ、プロラクチンの数値が普通の人に比べて高いと言われました
56くらいです。
エコーの結果は卵胞の影が大きいとの事でした。
薬は特に処方されず、日曜日にまたエコーに来るよう言われました…
プロラクチンの数値を下げるには普段から気をつけないといけない事はありますか
マッサージなどが効果的と言われています
高プロラクチン血症(Hyperprolactinemia)は、プロラクチンと呼ばれるホルモンの血中濃度が通常よりも高い状態を指します。プロラクチンは、乳房の発達や授乳を促進するための重要なホルモンであり、通常は妊娠中や授乳中の女性に多く分泌されます。
プロラクチンの値が高くなる主な原因としては、妊娠中であるとか授乳中であること、以外では、抗精神病薬や抗うつ薬、抗高血圧薬などを飲み続けていること、もしくは、脳の下垂体(ピットギタリ腺)にできた腫瘍がプロラクチンを過剰に分泌させることがあります。
その症状としては、生理不順または月経が起こらない、不妊、(男性でも)乳首から乳汁が分泌される、男性の場合は、勃起不全や性欲低下が起き、ピットギタリ腺の腫瘍が原因の場合には頭痛や視覚障害が起こります。
プロラクチンは血液を母乳に変えるためのホルモンで、男性の場合は男性としての機能が弱まるので、女性の場合も、排出される血液がなくなっていくので、当然といえば当然のことですが。
病院で施される高プロラクチン血症の治療は、その原因によって異なります。薬物によるものであれば、薬物の変更や調整が行われる場合があり、腫瘍が原因の場合には、手術や放射線治療が必要な場合があります。