遺残卵胞について

妊活に対する疑問
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卵巣は女性の生殖器の一つであり、卵子が成熟し排卵される場所ですが、時折、卵巣から卵子が排卵されずに残ることがあります。その排卵せずに残された未熟な卵胞を遺残卵胞と言います。

クロミッドなどの排卵誘発剤、hCG注射や点鼻薬の副作用が大きな原因です。

遺残卵胞がある場合、通常の生理周期に比べて、排卵が遅れたり、まれに早まったりすることがありますが、排卵が起こるので、妊娠の可能性がないわけではありません。ただし、遺残卵胞があると周期が不規則になるため、病院での治療は難しくなります。体外受精では、これが出来てしまうと、その周期はリセットになってしまう場合があります。

クロミッドは、骨盤内の血液や熱エネルギーを多量に使って多くの卵胞を作るための薬です。

卵巣内には、毎月1000個以上の卵母細胞がありますが、それが成長して、ちゃんとした成熟卵胞になるものは1個だけです。その消えていく卵にエネルギーを与えて成熟卵胞まで育てる薬が排卵誘発剤です。

ただ、その副作用として、本来は子宮内膜になる予定だった血液を多量に消費してしまいます。長期に渡って服用し続けると、質の悪い卵子ばかりが出来るようになります。

妊娠しにくい身体になってしまうということです。

ではどうしたら良いのでしょうか?

答えは簡単で、一端、リセットすれば良いだけです。しばらく薬を止めて、ドームやファスティングなどで、身体に溜まった毒素をデトックスさせ、当院で施しているようなマッサージにて、自律神経を整えることで見違えるように回復します。

期間はその人によって様々です。クロミッドなどの今までの服用の期間が長ければ時間がかかるし、年齢によっても差がある事もあります。

皆さんの焦る気持ちもよくわかりますが、待ったほうが結果が早い方が多いのも事実です。

何と言っても、お母さんが健康であることが一番ですから。

 

 

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